七草粥を食べるとお正月も終わりって感じがします。
お正月にはおせち料理などの御馳走をたくさん食べていきます。でも、どうして何草粥を食べるのでしょうかね。
七草粥の意味を説明していきます。また、食べるのはいつなのかとか子供に聞かれたときに七草粥の事についてどう説明したらいいのかわからにと言う方もいるでしょう。
そういった方に向けて書いていきます。
目次
七草粥の意味と由来は?
七草粥と言えば、お正月にたくさんのおせち料理を食べて疲れた胃を休めるためにと言う意味があると言います。
でも、それだけではないのですよね。七草粥と言うのは古くから伝えられてきた伝統の行事でもあるのです。
七種類の草を入れた七草粥を食べる意味として、1年の無病息災を願うという意味があるのです。
また、邪気を払い万病を除いていくと言われています。
七草粥をただ、食べていくというだけではないのです。
七草粥を食べてお正月の疲れた胃を休めるだけではなく1年の健康、無事に過ごしていけるようにと言う意味も込められているのです。
七草粥には七草と言うので七種類の若菜を食べていきます。
[su_box title=”春の七草” box_color=”#7af274″ title_color=”#1ebc0e”]①せり
香りのいい水辺の山菜。胃腸強化。
②ごぎょう(ハハコグザ)
草餅の材料で咳を鎮めていきます。
③ほとけのざ
たんぽぽの葉に似ています。胃腸強化。
④すずな(カブ)
カブの事を言います。ビタミンが豊富。
⑤なずな(ペンペングサ)
肝機能を整える。
⑥はこべら(ハコベ)
目に良いと言われています。腹痛の薬にもなります。
⑦すずしろ(大根)
大根のを言います。消化を助けていき風邪予防にもなります。
[/su_box]どの草も全部体にいいですね。
体に優しく体にとって良い効果、働きをしてくれます。
一つ一つ覚えておくといいですね。
昔の日本の宮中では、1月15日に食べていたものが以下のものです。
•米
•粟
•きび
•ひえ
•ごま
•小豆
•のみ(ムツオレソウ)
の7種類を食べて五穀豊穣を祈る風習がありました。
五穀豊穣は、穀物などの農作物が豊作になることを幅広く指す言葉です。
中国での出世や無病息災と日本での五穀豊穣の願いが一緒になって七草粥が生まれた由来や意味となります。
鎌倉時代までさかのぼると鎌倉時代末期の四辻左大臣の和歌で知られるものとして以下のものがあります。
•せり
•なずな
•ごぎょう(ハハコグサ)
•はこべら
•ほとけのさ
•すずな(かぶ)
•すずしろ(大根)
という春の野草を入れる様になったのはさらに平安時代で現代につながっています。
長い歴史が七草粥にはあるのです。
七草粥の意味といつ食べるのか?
七草粥は1月7日に食べていきます。
7日に食べるのは知っている方も多いでしょう。
でも、朝食べたらいいのか昼食べたらいいのか夜食べたらいいのかと迷う方もいるでしょう。
実際はいつ食べるといいのでしょうか?
風習に従うと1月6日の夜から七草粥を作る準備をしていきます。
まな板の上にのせて細かく七草を刻んでいきます。
そして1月7日の朝におかゆと混ぜて食べていきます。
と言うわけで、七草粥は朝に食べるものとなっています。
とは言っても今は特に家庭ごとに違うようです。実際は、1月7日の中ならばいつでもいいかなと言う方もたくさんです。
特に決めていないようです。
基本は朝ですが、夜食べる方もいます。
どちらでも特にかまわないです。
七草粥を食べていきお正月の疲れた胃を1月7日に休めていきましょうね。
七草粥の意味の子供への説明の仕方
子供にどうしておかゆを食べるの?と聞かれてどうやって答えたらいいのかと戸惑う方もいるでしょう。
子供にどう説明していったらいいのでしょうか?
でも、難しく考える必要はないですね。
1年間健康に過ごしていけるようにお願いしながら食べていくと風邪をひかないし元気に過ごしていけるんだよと分かりやすく話していくといいでしょう。
ただ意味も分からず七草粥を食べるのではありません。
一つ一つ行事を説明していくといいのです。
また、七草を一つ一つ教えてあげて一緒に言って覚えていくといいですね。
でも、難しく教えていくのではなく楽しみながら覚えていけるように話していけるといいですね。
七草の入ったおかゆだけを食べていくと嫌がるかもしれないですよね。
なのでちょっと具を工夫してみたり、味付けを工夫してみたりして子供が食べやすいように出来るといいですね。
まとめ
日本の伝統には色々とありますね。
なかなか引き継出いるという方も多くはない今日この頃。
でも、古くからの行事を一つ一つ子供にも伝えて行っていきたいものですね。
七草粥を食べながら子供と七草粥の種類を言って覚えていくといいです。
そして、お正月に食べた御馳走で疲れている胃を休めていきたいものですね。