恵方巻きと言うと節分を思い浮かべます。恵方巻きは個人的にはとても好きです。ただ、きれいにまいていくのは難しくいつもうまくできないです。
上手に作れるようになりたいです。その恵方巻きについてですが、意味やいつ食べたらいいのかどの方角でなど決まりがあります。
恵方巻きについて詳しく説明していきたいです。それと恵方巻きは秋というのも出てきます。なぜ秋なのか?節分ではないのか?お話ししていきます。
目次
恵方巻きの意味について?
恵方巻きは私が子供の頃はそれほど重視して節分の時には食べていませんでした。最近になって多くの人が決まった方角に体を向けて食べるようになったのではないでしょうか。
恵方巻きですが節分にその年の恵方(吉方)を向いて食べると縁起が良いとされる太巻き寿司の事です。
丸かぶり寿司、恵方寿司と「縁を断ち切らない」ように切り分けず食べていきます。また、恵方巻きを食べていく時には、無言で願いごとをしながら食べていかなくてはいけません。
1本を丸かじりするのが習わしとなっています。
七福神にちなみ7種類の具材を巻き込むことが望ましい食べ方です。でも、なかなかそこまで意識して食べる人も少ない事でしょう。
正確な起源は不明です。
江戸時代末期に大坂の船場で商売繁盛の祈願として始まった風習を発祥とする説もあります。
明治期や戦後に一時廃れたものの1977年に大阪海苔問屋協同組合が行った海苔の販売促進イベントで復活していきました。
恵方巻きを節分に意識して食べるようになったのは、1990年頃からです。
その頃からスーパーやコンビニで販売されるようになりました。
恵方巻きの宣伝活動も活発になったことから、節分に恵方巻きを食べる風習が全国に拡大していきました。なので私が子供の頃は今のように恵方巻きを節分に食べるというのはあまりありませんでした。
その年の決まった方角を見て話しもしないで黙って1本食べるというのが正しい食べ方ですね。
恵方とは、歳徳神(としとくじん)という神様のいる場所を指していきます。その方角を向いて食べていきます。
歳徳神はその年の福徳(金運や幸せ)を司る神様の事を言います。
年徳、年神様、正月様などとも呼ばれています。歳徳神のいる場所は毎年変わります。その度に恵方も変わっていくので毎年方角が違うのです。
その方角に向かって願い事を心の中で唱えながら食べるといいのです。
恵方巻きはいつ食べる?
恵方巻きは「節分の日」に食べます。それが一般的です。
節分の日に決まった方角を見て食べていきます。
その年によって方角は違います。たくさんの方角があるのかと思っていましたが、そうでもないのです。方角は、4つしかありません。
[su_box title=”恵方巻きの方角” style=”soft” box_color=”#ed8014″ title_color=”#dc410a”] ・東北東・西南西
・南南東
・南南東[/su_box]
この4つです。なんだか毎年難しい感じの方角と思ってましたが、実は4つしかないのです。
・東北東より少し東
・西南西より少し西
・南南東より少し南
・南南東より少し北
恵方の方角は、その年の「干支(かんし・えと)」の「十干(じっかん)」によって決まります。
その年の方角を調べてその方角に向かって食べていきましょう。
恵方巻きは秋?
節分は、2月3日だけではないのです。
実際は年に4回の節分があります。
と言うのは、節分は年に4回、立春・立夏・立秋・立冬の前日となるからです。
秋の恵方巻きを食べて福を呼び込むと言うのもあるのです。
節分で食べる恵方巻きは多くの方が知っていることでしょう。
でも、秋にもあるとか年に4回もあるというのは知らないと言う方も多い事でしょう。
年に4回も意識して恵方巻きを食べているという方はなかなか少ない事でしょう。
でも、行事を意識して食べていくものいいかもしれませんね。
まとめ
節分の日に家族揃って決まった方角を向きながら食べていく恵方巻き。
なんとも言えない光景でもありますね・・・・・・
1本の恵方巻きを食べている間に何度か話したくなってしまうことがあります。でも、お話しはしてはいけないので黙って食べていきます。
出来れば7種類の具材を意識していくといいのですが、形上でも全然かまいません。
家族で行事を意識しながら食べてみんなで福を呼んだりお願い事をしていきたいですね。
お願いだけではいけないので日頃から感謝の気持ちも大事にしていきたいものですね。