インフルエンザのシーズンになります。インフルエンザに罹ると本当につらいですよね。
インフルエンザに罹ると悪寒を伴う高熱と全身倦怠感、鼻汁、咳、咽頭痛などの呼吸器症状や、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うことが多く、頭痛、関節痛も現れます。
インフルエンザは一気に症状が出て急激に発症します。筋炎を起こすと筋肉痛が生じてツラいです。症状が悪化して下肢の場合は歩行困難になることがあります。そのために早くから予防が必要でもあります。
インフルエンザの予防注射は意味があるのか、打った方がいいのか打たなくてもいいのかと悩む方も出てきます。ここでインフルエンザの予防接種の意味や価格、いつごろから打てばいいのかなど時期について説明していきます。
目次
インフルエンザの予防接種は意味あるのか?
インフルエンザの予防接種は意味あるでしょうか?
意味がないのに打ちたくありませんよね。
インフルエンザの予防接種をしたからと言って必ずしもインフルエンザに罹らないというわけではありません。
インフルエンザの注射をしたのに毎年かかるという人も実はいます。それだったらインフルエンザの予防接種を打つ意味がないのではと考えてしまいますよね。
どうなのでしょうか?
でも、せっかくインフルエンザの予防接種をしたのにまったく意味がないわけではありません。インフルエンザに罹る確率は予防接種をしていない人に比べると少ないと言われています。
また、インフルエンザに罹った時に治りも早いと言われています。そして、脳炎などの重症化も防いでいく事が可能と言われています。お金を支払って無意味な予防接種ではないというわけです。
厚労省ホームページの「インフルエンザワクチン季節性インフルエンザと新型インフルエンザ」に関する参考資料によると
[su_quote]「WHOの公式見解からは現行の不活化ワクチンの接種では、ウイルス感染を防御できず、インフルエンザの発症、入院、死亡に対する効果には限界がある。ウイルス感染そのものは抑えることはできないが、重症化、肺炎、死亡のリスクを下げることはできる」[/su_quote]とあります。特に乳幼児や高齢者はインフルエンザの予防接種は受けておいた方がいいかもしれませんね。
個人個人の考えもあるのであとは自己判断で決めていくといいです。
インフルエンザの予防接種の価格
ここでは去年の全国平均価格から今年のワクチン価格の相場を予想していきます。去年の予防接種の価格平均を見ていくとどのくらいでしょうか・・・・・
去年(2014-2015)までの全国平均は2900円くらいです。子供と大人では金額も変わります。
大人1回の平均額は3000円
子供1回の平均額は2300円
子供や高齢者は無料で受けさせてくれる病院もあります。
予防接種の価格は病院によって差があります。大人は1回の接種でいいのですが、子供は2回に分けて接種していく必要があります。
なので倍の価格になります。
兄弟がいると出費にもなりますね・・・・・・
では今年(2015-2016)の予防接種の料金はいくらぐらいになるのでしょうか?
今年からは「B型Ⅱ」にも対応するようにワクチンが改良されました。
なので全国的に接種費用の底上げが予想されます。
ちょっと嬉しくないですね・・・・・・
去年に比べて200円~1000円増額してしまうことが予想されます。
大人1回:3500円
子供1回:2800円
だいたいの予想ではありますがこのくらいでしょう。
家族全員で打ったら高いですね!!
でも、予防のためには仕方がないかもしれませんけどね。
全国の予防接種の価格を調査した結果約1000円~6500円くらい差があります。
その病院によって差があるので安いところで受けられるといいですよね。
でも、いつもかかってる病院がいいかもしれないのでその点は自己判断ですね。
どこで打ってもワクチン自体に変わりはないのですけどね・・・・・・
インフルエンザの予防接種を打つ時期はいつから
インフルエンザの予防接種を打つ時期はいつからがいいのでしょうか?
だいたい例年通りだとどこの病院も10月頃から始まります。
10月から始まるのならば10月から打つといいのかと思いますよね。
でも、早く打ちすぎても効果が持続しないです。
かといって遅すぎて効果が軽減されてしまうのでは意味がありません。
適切な時期にインフルエンザの予防接種をしていきたいですよね。
抗体ができるまで2~4週間ほど時間が必要なのでインフルエンザ流行時期前には抗体をつくっておきたいところでもあります。
適切な時期と言うのはいつになるのでしょうか?
病院での予防接種は10月から始まりますが、お医者さんがよく進める時期は11月と言います。
11月から打ち始めるといいですね。
子供だったら2回の接種が必要なので年内に2回終わらせておくことが理想的と言えるかもしれません。
遅すぎず早すぎずですね。
まとめ
インフルエンザの予防接種は決して意味のないものではありません。と言って必ずしも打つ必要があると言えるわけでもありません。
個々の判断ですね。ただ、重症化しやすく肺炎も怖いので高齢者や乳幼児は接種をしておいた方が安心ではないかと思います。
価格についても病院によって違います。普段通っている病院が慣れていていいかもしれませんが、価格を考えて他のところと言うのもありですね。
家族全員で打ったらかなりの額になります。その上、インフルエンザに罹ってしまったら検査代に薬代がかかってしまいます。
病気でもお金でもフラフラですね・・・・・・・
11月頃に打っておくといいようです。
とにかく、インフルエンザの予防接種で予防をしておくこともですが、罹らないように普段から手洗いうがい、また、規則正しい生活をして体調を整えていくといいですね。