建国記念の日はどういう日なのでしょうか?建国記念の日の意味について説明します。
子供から意味を聞かれて分かりやすく説明が出来るようにお伝えしていきます。
また、2017年と言うのは祝日が土曜日に当たる日が多くあります。日にちについてもお話ししていきます。
目次
建国記念の日の意味
建国記念の日は国民の祝日になります。
2月11日になり、この日は祝日でお休みとなります。
建国記念の日と言うのは、1966年に設定されました。昭和41年の事です。
よく建国記念日と言いますが正式にはそうではないのです。
建国記念日と言う言い方ではなく正式には建国記念の日と言います。
建国記念の日と言うのは国をしのんでいきそして、国を愛する心を養っていく日でもあるのです。」
日本が建国されたと言う事実を記念する日なのです。
日本書紀という奈良時代に出来た黄金の国日本最古の歴史書の中には初代天皇の神武天皇が即位した日とされているのです。
そういった意味から建国記念の日と言うのは建国記念日の由来と言われています。
実際、日本書紀という歴史書は神話的要素が強くあります。
初代天皇とされる神武天皇という天皇が本当に実在していたのかどうかと言うのは定かではないと言われています。アメリカのようにしっかりとしている独立記念日というのとは違います。
2月11日に実際に日本が建国された日ではないのです。
2月11日に日本が建国されたからこの日が建国記念の日と思っている方が多い事でしょう。
実際に私もずっとそう思っていました。
そうではないのです。日本が建国されたという事で2月11日に建国されたという事をお祝いしていきましょうと言う意味でこの日が建国記念の日となりました。
建国記念の日と言うのは昔からあると思う方もいるかもしれませんがまだ新しい国民の祝日でもあるのですね。
実は戦前にもあったのですが、一時廃止となりました。再び復活の動きが出て何度も議案を提出したり廃止したりを繰り返してようやく国民の祝日として1966年に追加されていったと言います。
建国記念の日の意味が子供でも分かる説明
建国記念の日って何の日?って子供から聞かれることがある事でしょう。その時に難しい説明をしても子供は分かりませんよね。
分かりやすく説明していくと子供も興味を持って聞いてくれることでしょう。
「天皇陛下の祖先の神武天皇が即位して日本の国が出来た日」
と言うように説明していくと分かりやすい事でしょう。
とは言っても実際には2月11日が日本の建国された日と言う意味でもないのですよね。
日本が出来た日を2月11日と定めて祝日とした日となるのです。
建国記念日とは言わず建国記念の日と言うのも理由があります。
「の」を入れることによって「日本が建国された日」ではなく、「日本が建国されたという事実を記念する日」と解釈していくのです。
この日が日本の建国ではないという意味が含められています。
そのために「の」を加えていったようです。
そして、ようやく建国記念の日として国民の祝日の中に追加されるようになったという事です。
建国記念の日は土曜日?
建国記念の日は2017年は、土曜日です。土曜日が祝日にあたると特別に振替休日と言うのはありません。
今年、2017年と言うのは土曜日の祝日が年に4回もあります。もともと土曜日がお休みの人にとっては損をした気分ですよね。
祝日が土曜日だと、せっかくお休みなのに祝日となると意味がないようです。日曜日だったら振り替え休日となり月曜日もお休みになります。
2017年の建国記念の日は土曜日なので土日とお休みではありますが、特別に振替と言うのはなく、通常に土曜日お休みの人にとっては普通に土日がお休みになるという事です。
振り替えがあるといいのに・・・・・・・
まとめ
建国記念の日と言うと日本が出来た日と思いがちでしょう。日本が出来た、建国された日ではないのです。
日本が建国されたという事実を記念していく日として定められたのです。そういう意味もあり建国記念の日と言うように「の」が入るようになりました。
今年、2017年の建国記念の日と言うのは土曜日です。振り替え休日はなく普通に土曜日が祝日になります。