インフルエンザの治療薬とは?年齢別の投薬目安

インフルエンザが猛威を振るっています。出来るならばインフルエンザには罹りたくありませんが、毎年多くの子供や大人がインフルエンザに罹ってしまいます。

ですが、インフルエンザにはいくつかの治療薬があります。

その治療薬の投薬に関していくつか紹介していき年齢の目安についても説明していきます。

  

インフルエンザの治療薬とは?

インフルエンザに罹ってしまった時に、一昔はタミフルと言われていましたが、最近ではいくつかのインフルエンザの治療薬が出てきました。

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ですが、同じインフルエンザに罹っても処方される薬は色々です。

タミフルと言う子もいれば違う治療薬の子もいます。

インフルエンザの治療薬はどのようなものがあるのでしょうか?

・タミフル

・リレンザ

・イナビル

・ラピアクタ

これらの治療薬があります。

タミフル(成分:オセルタミビル)

【特徴】

主流となっている抗インフルエンザ薬の1つがタミフルです。

タミフルはインフルエンザの特効薬としてよく知られています。

カプセルとドライシロップ(粉薬)の2種類あります。苦いのですが、ドライシロップが子どもでも飲みやすいです。

また、処方して飲んでいける対象年齢も他の薬に比べると低くなります。

1日2回を5日飲まないといけないので長期服用になります。

【何型?】

A型インフルエンザウイルス

B型インフルエンザウイルス

【処方対象】

1歳以上から使用可能

リレンザ(成分:ザナミビル)

【特徴】

リレンザは吸入していく薬です。

ディスクに入っている薬剤を専用の吸入器に装着して吸っていくものです。

小さな子供はなかなか吸い込めないというデメリットがあります。妊婦でも使えるという報告されています。

【何型?】

A型インフルエンザウイルス

B型インフルエンザウイルス

【処方対象】

小児、成人

イナビル(成分:ラニナミビル)

【特徴】

2010年に発売された比較的新しい薬です。

1回の吸入で済んでしまいます。子供や高齢者には使いにくいとも言われています。

【何型?】

A型インフルエンザウイルス

B型インフルエンザウイルス

【処方対象】

小児、成人

ラピアクタ(成分:ペラミビル)

【特徴】

ラピアクタは注射薬です。

イナビルと同様に、2010年に発売が開始された比較的新しい薬です。

入院を要するインフルエンザの患者さんが使う事が多いと言われています。

1回の点滴で済みます。

【何型?】

A型インフルエンザウイルス

B型インフルエンザウイルス

【処方対象】

成人、小児

このようなインフルエンザの治療薬があります。

インフルエンザの治療薬の年齢別目安

インフルエンザには投与していく年齢があります。

年齢別の目安についてお話ししていきます。

また、病院の先生によっても考え方があり、処方される薬も違ったりすることがあるようです。

治療薬としてはタミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタがあります。

タミフル

内服薬

0歳~1歳未満:0歳~生後2週未満:抗インフルエンザ薬は使用しませんが、生後2週目~1歳未満はタミフルを第一選択と考えます。

1歳~5歳歳未満:使用可

5歳~10歳未満:使用可

10歳~20歳未満:あまりおススメはしない

20歳以上:使用可

リレンザ

吸入薬

0歳~1歳未満:使用不可

1歳~5歳歳未満:使用不可

5歳~10歳未満:使用可

10歳~20歳未満:推奨

20歳以上:推奨

イナビル

吸入薬

0歳~1歳未満:使用不可

1歳~5歳歳未満:おススメしない

5歳~10歳未満:使用可

10歳~20歳未満:使用可

20歳以上:使用可

ラピアクタ

点滴薬

0歳~1歳未満

1歳~5歳歳未満

5歳~10歳未満

10歳~20歳未満

20歳以上

どの年齢に関しても症状で判断していくようです。

このようになっています。

まとめ

インフルエンザに罹ってしまったら特効薬があるので安心でもあります。

ですが、かかりつけの病院によって処方は変わります。

一覧にまとめてお話しはしていきましたが、基本は病院の先生と相談していく事ですね。

インフルにかかり高熱が出たりと辛いと思います。

インフルエンザに罹ると学校や仕事もお休みしなくてはいけません。日数も決まっています。

お休みの後半は、熱も下がりだいぶ楽になる方も多いようです。

くれぐれもお大事にして下さいね。

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