腕の痛みの原因は筋肉痛なのか風邪なのかそれとも病気が隠されているのか?

腕の痛みに悩まされている時に原因は何なのかと不安になりますよね。

すぐに治ればいいのですが、中には何週間も何か月も治らないという時があります。

腕の痛みは何が原因なのでしょうか?風邪なのか単なる筋肉痛なのか、それとも何か病気が隠されているのでしょうか原因は何なのかをお話ししていきます。

  

腕の痛みの原因は筋肉痛?

腕の痛みの原因ですぐに良くなるのかそれとも長引いてしまうのかでも違います。

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では、長引いてしまう腕の痛みにはどのような原因があるのでしょうか?

単なる筋肉痛で済ませてしまってもいいのでしょうか?

長引く腕の痛みは神経痛です。

肩や肘や手首などの、関節に痛みが出ていない腕の痛みの場合は、頚椎症や頸椎ヘルニアなどの神経痛の可能性があります。首のあたりから痛みがあります。

頚椎症や頚椎ヘルニアというのは、頚椎(首の骨)で神経を圧迫して痛みや痺れを発生させてしまうのです。

頸椎(首の骨)の中には、背中や腕や手を支配している神経が通っています。そのために首に原因があるものの腕や手や指にも痛みが出てきてしまいます。

頚椎の変形は加齢によって少しずつ発生していきますが、若い人にも症状は出てきます。

首や肩に全く違和感がないのに腕や手だけに痛みがでてしまう事もあります。なので単なる筋肉痛と間違えないように気を付けていく必要があります。

ここで筋肉痛と神経痛の見極め方をお話ししていきます。

首から発生する神経痛は、軽症であれば筋肉痛と間違えやすいものとなってしまいます。

自己診断をしていくにはとても難しいです。

神経痛なのか筋肉痛なのかを自分で自己診断出来る方法がいくつかあるので紹介していきます。

・「点」ではなくて「ライン状」

必ずしも当てはまるわけではありませんが、筋肉痛の痛みはある部分の一点が痛いと指定できます。

ですが、神経痛の場合はここが痛いと言うように限定できません。

痛みの場所がはっきりしないので神経のライン状に痛む事が多いと言われています。

・頚の後屈(上を見上げる様な動作)で頚や腕や背中に痛みがでる。

頚の後屈(上を見上げる)という動作は解剖学上、神経を圧迫する方向の動作です。

神経痛はこの動作で痛みが生じる場合が多くあります。

とは言っても軽度の症状では痛みが発生しない事もあります。また、人によっては頚の後屈では痛みがありません。

前屈(下を見る)や回旋(横を見る)という動作で痛みが発生する方もいます。

これには個人差があります。

「頚の限定した動作」で必ず痛みが発生すると言う場合は要注意です。

・何週間、何ヶ月も腕の痛みが治らない

同じ筋肉の局所に負担を与えていないという限り筋肉そのものが何週間も何ヶ月も痛み続けるというのがなかなか考えられません。

何週間、何ヶ月も腕の痛みが治らないと言う場合はその周辺の関節の組織が損傷している可能性があります。

神経痛の可能性と言う事も考えられるので病院の受診が必要です。

・握力が弱くなった

頚椎症や頚椎ヘルニアの症状が進行した場合に運動神経もおかされるため手に力が入りにくくなります。

お箸がうまく持てない、コップなどをよく落とす、手に力が入りにくいなどの症状が出てきてしまうことがあります。

この他にもいくつか自分で見ていく自己判断の仕方があります。

夜や朝方に腕が痛くて眠れない。腕を動かしていないのに痛いなどの症状がある場合には神経痛の可能性が高いと言えます。

このような症状がある場合には頚椎症や頚椎ヘルニアから発生する神経痛を疑う必要があります。

痛みを我慢しないで病院への受診をしていきましょう。

腕の痛みの原因は風邪?

腕の痛みの原因は風邪なのでしょうか?

風邪の時に腕の痛みや筋肉痛や関節痛に悩まされる人は多いはずです。

風邪が原因で腕の痛みや筋肉痛や関節痛に悩まされてしまうのでしょうか?

この原因には身体の中でウイルスと戦うために生じるものです。

ウイルスが身体の中に侵入すると、人にはそれを攻撃する仕組みがあるのです。

そして、痛みや発熱の元になる物質が作られます。その物質が人が風邪を引いた時に熱が出る原因になると言うわけなのです。

ウイルスが熱に弱いためで熱が出てしまい発熱する物質を出していきウイルスを攻撃するのです。

熱が出た時には安静にしていく必要があります。安静にした方がいいというわけで体が痛みを訴えていくのです。

体力を温存させるために痛みの物質を出すのです。そういった仕組みがあるので腕が痛んだりと風邪の時には色々と症状が出てきてしまうのです。

なので、無理せず安静にしていきましょう。

腕の痛みの原因は病気?

腕の痛みがある時には原因としていくつかの病気も考えられます。

安易にこれが原因とは言えませんが、考えられる病気はいくつかあります。

・上腕骨外側上顆炎

・内臓疾患

・心臓病

・帯状疱疹による腕の痛み

・頚椎椎間板ヘルニア

・神経系

大きな病気が隠されていることもあるので痛みが激しかったり長く続くという時には早目に病院へ受診していきましょう。

まとめ

腕の痛みとは言っても原因は色々とあります。

自己判断をしてある程度はどんな状態と言うのが分かります。

すぐに治ればいいのですが、いつまでも痛みが継続していく時にはいくつかの病気も考えられます。

なので放置しないで病院への受診をおススメします。

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